
野球中継を見ていると、「DH」や「指名打者」という言葉をよく耳にします。でも実際、「DHってなんのこと?」と疑問に思う人も多いはず。
今回は、そんな “今更聞けない”DH制度の基本 をわかりやすく解説します。
最後には、大谷翔平選手がこのルールをどう変えたのかにも触れていきます。
🎓 DHってなんですか?
DHとは Designated Hitter(指名打者) の略で、ピッチャー(投手)の代わりに打撃を行う「打つ専門の選手」のことです。
通常、野球では守備に出る9人全員が打順に入りますが、投手は守備と投球に集中してもらい、打つのは得意な選手に任せよう
その発想から生まれたのがDH制度なんです。
⚾️ なぜそんな制度ができたのか?
1970年代のメジャーリーグでは、「ピッチャーが打てない」「試合が地味になる」という声が多くありました。
そのため、1973年にアメリカンリーグ(AL) がDH制を導入。
投手の代わりに打撃専任の選手を置くことで、試合の攻撃力とエンターテイメント性を高めたんですね。
ということは、昔はピッチャーも打ってたんですか?
そうです。昔はピッチャーも自分の打順があり、ヒットを打つことも珍しくありませんでした。
ただ、現代の投手は投球に特化していて打撃練習をほとんど行わないため、打率が極端に低くなってしまったんです。
結果的に「見ていて盛り上がる試合にしたい」という意図でDH制が広がりました。
🌎 両リーグ共通ルールになるまで
しばらくは、アメリカンリーグ(AL)だけがDH制を採用し、ナショナルリーグ(NL)では投手が自分で打つという違いがありました。
それが変わったのは 2022年。
MLBはルールを統一し、全チームがDH制を採用しました。今ではメジャーリーグ全体で「投手は原則、打たない」というのが基本です。
じゃあ大谷翔平の二刀流って特別じゃないんですか?
とても良い質問ですね。
ルール上は、誰でも「投げて打つ」ことは可能なんです。
ただ、実際にそれをMLBのトップレベルで成立させるのは、大谷翔平だけ です。
なぜなら、
- 投手は肩・肘に大きな負担がかかり、登板後は数日休むのが一般的。
- 打者は毎日出場し、映像分析や打撃練習を重ねる必要がある。
この両立は、時間的にも体力的にも常識外れ。
それを可能にしているのが大谷翔平という選手なんです。
⚙️ MLBが作った「Ohtani Rule(大谷ルール)」
2022年、MLBは大谷選手の存在を正式に制度へ組み込みました。
それが「Ohtani Rule(大谷ルール)」です。
このルールにより、
投手がDHとしても出場している場合、投手が降板してもDHとしては残れる。
つまり、普通はピッチャーが交代したらDHも消えるのですが、大谷の場合は「投げ終わっても自分で打つ」ことができる。
まさに、ルールを変えた選手と言えます。
✅ まとめ:DHを理解すると、野球がもっと面白くなる

「DH制」は、野球をより魅力的に見せるための工夫です。
そして、そのルールの“枠”さえも超えてしまったのが大谷翔平。
打たない投手が当たり前の時代に、投げて打って、再び野球の本質を思い出させてくれた存在です。
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